大阪府門真市 事故物件・孤独死が起きた不動産の売却
【大阪府門真市】孤独死が起きた連棟長屋の買取査定
ゴミ・老朽化そのまま「まるごと買取」のご提案

※画像はイメージ写真です

「もし、疎遠になっていた家族が、生まれ育った実家で人知れず亡くなっていたら…」
これは、誰の身にも起こりうる、しかし誰もが目を背けたい現実かもしれません。


高齢化と単身世帯の増加は、誰にも看取られることなく自宅で亡くなる「孤独死」という社会問題と直結しています。
警察庁の発表によると、令和6年中に自宅で死亡した一人暮らしの方は全国で76,020人にものぼります。
さらに、総務省の最新調査では全国の空き家率が13.8%と過去最高を更新する中、ここ大阪府の空き家率は14.2%、そして今回の舞台である門真市は17.0%と、全国平均を大きく上回る深刻な課題を抱えています。

高齢化率は内閣府発表の令和7年版高齢社会白書によると、約29.3%と高い水準で推移しており、所有している不動産が、ある日突然「孤独死」の現場、すなわち「事故物件」となってしまうリスクは、年々上昇傾向にあります。
本記事では、大阪府門真市で実際にいただいた、複数の複雑な事情が絡み合う「訳あり物件」の買取り査定事例をご紹介します。
突然の相続「疎遠だった兄が門真の実家で…」

初秋のある日、株式会社Go不動産に60代の男性M様から一本のお電話がありました。
「門真市にある実家の売却について相談したい。実は、兄が家の中で亡くなっていて…」
- ご相談内容: 相続した実家の売却。
- 物件: 大阪府門真市、昭和30年代に建築された連棟式長屋住宅。
- 経緯: M様のご両親はすでに他界。実家にはM様のお兄様が一人で住んでいました。
しかし、M様は昔からお兄様と折り合いが悪く、両親が亡くなってからは連絡も取らず疎遠になっていたといいます。 - 発覚: ある日、警察から「お兄様がご自宅内で亡くなっているのが発見された」と連絡を受けました。
いわゆる「孤独死」でした。 - 相続: お兄様は結婚しておらず子供もいないため、相続人はM様ただ一人という状況でした。
- ご意向: 「両親の物もあるので、引き取れるものだけは引き取りたい。だが、家自体は必要ない。ホームページで事故物件でも買い取ることが可能と見たので連絡した」
突然の訃報と、予期せぬ「事故物件」の相続。
M様は、何から手をつければ良いのか分からず、深い戸惑いの中にいらっしゃいました。
売却を阻む複数の障壁

孤独死が起きた物件の売却でお悩みの方が直面する現実は、想像以上に過酷です。
今回のM様のケースは、不動産売却における特に困難な要因が複雑に絡み合っていました。
1. 心理的瑕疵(孤独死)
室内で人が亡くなり、発見が遅れた物件は「事故物件」として扱われます。
国土交通省のガイドラインでは、自然死であっても特殊清掃が必要となった場合は買主への「告知義務」が発生します。
賃貸では事案発生から概ね3年が告知期間の目安ですが、売買契約においてはこの告知義務の期間に定めがなく、資産価値を半永久的に下げる要因となります。
2. 物理的瑕疵(ゴミ・老朽化)
通常、売却の前には売主様の費用負担で特殊清掃や遺品整理、ゴミ撤去を行う必要があります。
その費用は、物件の状態によっては高額な「持ち出し」となるケースも少なくありません。
3. 法的・構造的瑕疵(連棟長屋)
さらに、昭和30年代築の「連棟長屋」という点も売却を困難にする理由の一つです。
- 解体・建て替えの困難さ: 隣家と壁や基礎を共有しているため、単独での解体には隣家の「切り離し同意」が必要となり、同意が取れたとしても「隣家の壁などの修復」の費用も負担する必要があります。
- 再建築不可のリスク: 古い長屋は、現在の法律が定める「接道義務」を満たしていないことが多く、この場合、一度更地にすると新しい家を建てられない「再建築不可」物件となります。
つまり、ご相談いただいた物件は「孤独死」に加え、「再建築不可」「連棟長屋」、そして「老朽化」「特殊清掃」「不要品処理」。
これら複数の「訳あり」要素が重なり、一般の不動産会社では「買取りは不可能」と断られてしまう典型的なケースでした。
現地調査で見た現実
M様お立ち会いの下、門真市の現地へ向かいました。
物件は、昭和の面影が残る住宅密集地にありました。
- 外観: 築年数相応の経年劣化が進み、外壁の所々には過去のクラック(ひび割れ)の補修跡が見受けられました。
- 室内(物量): 玄関を開けると、物がごった返しており、特に2階は完全に物置状態で、足の踏み場がないほどの荷物が天井近くまで積み上がっていました。
- 建物(老朽化): 幸い雨漏りは確認できませんでしたが、床は複数個所が湿気で弱っており、歩くと沈み込む感覚があります。
和室の土壁は、その機能を失い、砂がポロポロと畳の上に落ちてきている状態でした。 - 水回り: キッチンは長期間放置されたゴミで埋もれ、トイレ・洗面台・浴室はカビで一面黒く変色していました。
これは、孤独死とゴミ屋敷化が複合的に発生した現場であり、清掃・片付けだけでも膨大な費用と時間がかかることが明らかでした。
Go不動産のご提案「まるごと買取パック」

現地調査を終え、M様は改めて「片付けや清掃などの手間は、本当に最小限にしたい」とのご意向を強く示されました。
無理もありません。
疎遠だったとはいえご親族が亡くなられた精神的ショックの中、この凄惨な現場の処理をご自身で行うのは、金銭的にも精神的にも限界を超えています。
そこで私たちは、M様のご負担を最小限に抑えることのできる【まるごと買取パック】をご提案させていただきました。
これは、M様が抱える「孤独死」「大量のゴミ」「建物の老朽化」「連棟長屋」という全ての問題を、文字通り“まるごと”弊社が引き受けるプランです。
- 特殊清掃・ゴミ処理は一切不要です。
- 遺品整理も弊社が行います。(依頼者様は、必要な物のみ搬出していただき、後は丸投げでOK)
- 売却後の責任も一切不要です。(売主が負う「契約不適合責任」は、弊社が買主となるため免除されます)
M様は、全てを現状のまま引き受けるという提案に、少し安堵されたご様子で、「家族とも相談して、前向きに検討したい」とおっしゃってくださいました。
「訳あり物件」売却、諦めないでください

今回ご紹介した大阪府門真市の事例のように、孤独死が起きた実家の売却や、関西エリアで事故物件の処分にお悩みの方は、決して少なくありません。
相続した実家が空き家になっている、連棟長屋で売却を断られた、訳あり物件の処分に困っている…。問題を先送りにすればするほど、建物の老朽化は進み、解決は困難になります。
株式会社Go不動産は、門真市、守口市、寝屋川市をはじめ関西エリア特に大阪府下全域で、このような一般の不動産会社が敬遠する「訳あり物件」の買取りを専門としています。
お客様が抱えるお悩みやリスクをすべて引き受け、次の価値へとつなげる。それが私たちの強みです。
「他社に断られてしまった」
「もうどうしていいか分からない」
そう思われる前に、どうか一度、私たちにご相談ください。
ご相談、査定はすべて無料です。

【このような「お困り不動産」の買取を強化しています!】
- 法律上の問題を抱える物件: 再建築不可物件、セットバックが必要な物件、市街化調整区域内の物件など
- 物理的な問題を抱える物件: ゴミ屋敷、雨漏り、シロアリ被害、建物の傾きがある物件
- 権利関係が複雑な物件: 相続登記が未了の物件、共有名義で意見がまとまらない物件
- 特殊な建物: 長屋・連棟式住宅、文化住宅、借地権・底地権、増築未登記の物件
- 心理的瑕疵物件: 自殺、孤独死、事件、事故などが起きた物件
【買取り強化エリア】
門真市、守口市、寝屋川市、枚方市、交野市、島本町、高槻市、茨木市、摂津市、吹田市、箕面市、豊中市、池田市
【空き家買取対応エリア】
- 大阪府: 大阪市24区(北区・都島区・福島区・此花区・中央区・西区・港区・大正区・天王寺区・浪速区・西淀川区・淀川区・東淀川区・東成区・生野区・旭区・城東区・鶴見区・阿倍野区・住之江区・住吉区・東住吉区・平野区・西成区)、堺市7区、吹田市、高槻市、島本町、箕面市、池田市、豊中市、茨木市、摂津市、守口市、寝屋川市、門真市、枚方市、交野市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、松原市、忠岡町、高石市、和泉市、泉大津市、羽曳野市、柏原市、藤井寺市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、富田林市、大阪狭山市、河内長野市、岬町など
- 兵庫県(一部地域を除く): 神戸市内全域、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、明石市など
- 奈良県(一部地域を除く): 生駒市、奈良市、香芝市、大和郡山市、大和高田市、天理市、橿原市、平群町、斑鳩町など
- 滋賀県(一部地域を除く): 大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、近江八幡市など
- 京都府(一部地域を除く): 京都市内全域、八幡市、長岡京市、大山崎町、京田辺市、精華町、久御山町、向日市、城陽市、宇治市など
- 和歌山県(一部地域を除く): 和歌山市、海南市など







