大阪市鶴見区 査定のご依頼いただきありがとうございました
【大阪市鶴見区の査定実例】相続した空き家の処分
細い路地の再建築不可物件でも売却を諦めないで

※画像はイメージ写真です
古くからの住宅密集地に建つ家の処分

大阪のような都市部では、古くからの住宅密集地に建つ家の処分に頭を悩ませる方が少なくありません。
今回は、実際に弊社、株式会社Go不動産がご依頼いただいた大阪市鶴見区の戸建て物件の査定事例をもとに、処分が難しいとされる不動産、いわゆる「訳あり物件」の売却可能性について解説します。
あなたの「売りたい」という気持ちに寄り添い、解決の糸口を見つけるお手伝いや、売却を諦める前にできることがあると知っていただければ幸いです。
査定依頼の背景:遠方にお住まいのご依頼者様からのご相談

ある日、弊社にお電話をいただいたのは、名古屋にお住まいのご依頼者様からでした。
「父から相続した実家が大阪市鶴見区にあるのですが、一度も見たことがなく、どのような状態かもわかりません。週末に大阪へ行く用事があるので、そのタイミングで物件を見てもらい、査定をお願いできますか?」
遠方にお住まいの場合、ご自身で不動産の状況を確認したり、管理したりするのは非常に困難です。
弊社では、お客様のご都合に合わせて査定日時を調整しておりますので、もちろん週末の対応も可能です。
ご依頼者様の大阪滞在のご予定に合わせて、現地でのお待ち合わせを約束させていただきました。
このように、相続した不動産が遠隔地にあるケースは非常に多く、管理が行き届かずに空き家として放置されてしまう典型的なパターンの一つと言えるでしょう。
現地で目の当たりにした厳しい現実:再建築不可の可能性が高い老朽化物件

査定当日、ご依頼者様と合流し、現地へ向かいました。
物件の所在地は車のナビを頼りに進んでいくと、目的地周辺は線路沿いの細い路地が入り組んだエリアだったため、近隣に車を停車させ、徒歩で目的の戸建て住宅まで移動しました。
驚いたのは、敷地に接している通路の幅です。
成人男性が一人通るのがやっとの約1mほどの幅しかなく、原付バイクですら通行は困難を極めるであろう状況でした。
このような道は、建築基準法で定められた「接道義務」を果たしていない可能性が非常に高く、いわゆる「再建築不可物件」であるケースがほとんどです。
そして、目の前に現れた建物は、私たちの想像を絶する状態でした。
建物の半分は崩れかけており、屋根や壁も大きく損傷しています。
倒壊の危険性が高く、とても中に足を踏み入れることができる状況ではありません。
ご依頼者様にお話を伺うと、
「この物件を実際に見たのは今日が初めてです。父が大阪に通って管理していたとは思えない」
と仰っていました。
この言葉と建物の朽ち果て具合から、少なくとも20年近くは誰も足を踏み入れることなく放置されていたのではないかと推測できました。
相続をきっかけに、初めて実家の深刻な状況を知るというケースは決して珍しくありません。
長年放置された不動産は、物理的な問題だけでなく、法的な問題も複雑に絡み合っていることが多いのです。
なぜ売却が難しいのか?空き家を放置するリスクと「再建築不可物件」の壁

今回のような物件は、なぜ一般的な不動産市場で売却することが難しいのでしょうか。
それにはいくつかの深刻な理由とリスクが関係しています。
1. 建物の倒壊・安全性の問題
最も大きな問題は、建物の老朽化による倒壊の危険性です。
半分崩れかけているような状態では、修繕をするには新築住宅を建てるより高い費用がかかる可能性もあるため、現実的には解体するしか選択肢がありません。
しかし、解体するにも重機が入れないため、手作業での解体となり、通常の解体費用よりも高額になる可能性があります。
また、万が一、台風や地震などで建物が倒壊し、近隣の家屋や通行人に被害を与えてしまった場合、所有者として損害賠償責任を問われる可能性があります。
2. 衛生環境の悪化と近隣トラブル
長年放置された空き家は、害虫や害獣の住処となりがちです。
また、庭の草木が伸び放題になって隣家にはみ出したり、不法投棄のターゲットになったりすることもあります。
これらの問題は、近隣住民とのトラブルに発展しやすく、精神的な負担も大きくなります。
3. 固定資産税の負担
たとえ誰も住んでいない空き家であっても、所有している限り固定資産税は毎年課税されます。
利用価値のない不動産のために、税金だけを払い続けることは大きな経済的負担です。
さらに、「特定空家」に指定されてしまうと、固定資産税の住宅用地特例が適用されなくなり、税額が最大で6倍に跳ね上がる可能性もあります。
4. 「再建築不可物件」という法的な制約
そして、今回のようなケースで最も売却を困難にしているのが「再建築不可」という問題です。
建築基準法では、建物を建てる敷地は「幅員4m以上の道路に2m以上接していなければならない」と定められています(接道義務)。
この条件を満たしていない土地では、現在の建物を取り壊しても、新しい建物を建てることができません。
住宅ローンを利用して家を購入しようとする人のほとんどは、新しく家を建てられる土地を探しています。
そのため、再建築不可物件は買い手を見つけるのが極めて困難となり、資産価値が大幅に低くなってしまうのです。
諦めるのはまだ早い!専門の不動産買取業者という選択肢

ご依頼者様は、弊社の他に、別の不動産会社にも査定を依頼されていました。
おそらく、他の会社でも
「この状態では買い手を見つけるのは難しい」
「解体費用を考えると、売却価格はほぼゼロ、もしくはマイナスになる」
といった厳しい査定結果を提示される可能性が高いでしょう。
しかし、ここで諦めてはいけません。
私たち株式会社Go不動産のような「訳あり物件」を専門とする不動産買取業者であれば、話は変わってきます。
一般的な不動産仲介会社は、あくまで「買い手を見つけるお手伝い」をするのが仕事です。
そのため、買い手が見つかりにくい物件は、取り扱いを断られてしまうことも少なくありません。
一方で、不動産買取業者は、自らが買主となって直接不動産を買い取ります。
買い取った後は、法的な問題をクリアし、必要なリフォームや解体を行い、新たな価値を持つ不動産として再生させ、再販もしくは収益を上げることを目的としています。
そのため、再建築不可物件や老朽化が激しい空き家、ゴミ屋敷など、一般的には売却が難しい不動産であっても、その物件が持つ潜在的な価値を見出し、適正な価格で買い取ることが可能なのです。
株式会社Go不動産が選ばれる理由:相見積もり歓迎の透明性と専門性

今回の査定では、後日、弊社からの査定額を提示させていただくことになりました。
ご依頼者様が複数の会社の話を聞き、比較検討されることは、ご自身が納得のいく不動産処分を行う上で非常に重要です。
弊社では、他社との相見積もりを心から歓迎しております。
なぜなら、各社の提案内容、査定額、担当者の対応などを比較することで、ご依頼者様自身が最も信頼できる、自分に合ったパートナーを見つけることができると考えているからです。
私たちは、長年培ってきた「お困り不動産」に関する専門知識と経験に自信を持っています。
たとえ他社で断られた物件であっても、弊社独自のノウハウを活かし、お客様にとって最善の売却プランをご提案いたします。
細い路地の奥にある再建築不可物件
雨漏りやシロアリ被害のある家
相続登記が未了の不動産など
どんなお悩みでも構いません。まずは、その不動産が抱える問題と、あなたの「売りたい」「処分したい」というお気持ちをお聞かせください。
まとめ:大阪で空き家・実家の売却・処分を考えるなら、まず専門家へ相談を
大阪市鶴見区の査定事例を通じて、処分が困難とされる空き家の実情と、その解決策についてお伝えしました。
相続した実家や、長年放置してしまった空き家は、時間が経てば経つほど問題が深刻化し、解決が難しくなっていきます。
しかし、どんなに困難に見える不動産でも、専門家の視点から見れば、必ず何かしらの価値や活用法が見つかるものです。
「うちの物件も再建築不可かもしれない」
「どこに相談すればいいのかわからない」
そんな時は、ぜひ一度、株式会社Go不動産にご相談ください。
出張査定やご相談はすべて無料です。
お客様が抱える不安や疑問に一つひとつ丁寧にお答えし、安心して不動産売却を進められるよう、全力でサポートさせていただきます。
あなたの不動産に隠された価値を、私たちと一緒に見つけ出しましょう。

(株式会社Go不動産 会社紹介)
株式会社Go不動産では、不動産仲介はもちろん、今回ご紹介したような一般市場では売却が難しい不動産の買取り業務を積極的に行なっております。
私たちは、他社で断られたような「お困り不動産」にこそ価値を見出し、新たな可能性を創造する不動産の専門家です。
利用していないご実家、雨漏りしている空き家、草木が伸びきってしまった管理不能な土地、祖父母が商売をされていた店舗付き住宅など、様々な種類の不動産を、現状のまま直接買い取ることが可能です。
「訳あり物件」でも全く問題ございません。お客様の秘密は厳守し、迅速かつ安心な取引をお約束します。
【お問い合わせ】 出張査定・ご相談はすべて無料「0円」です。お気軽にお問い合わせください。
- 株式会社Go不動産
- TEL: 06-6155-4564(年中無休 9:00~20:00)
- LINE: @gofudosan
- MAIL: info@go-fudosan.com
【このような「お困り不動産」の買取を強化しています!】
- 心理的瑕疵物件:自殺、殺人、孤独死、事件、事故などが起きた物件
- 物理的な問題を抱える物件:ゴミ屋敷、雨漏り、シロアリ被害、傾きがある物件
- 法的な問題を抱える物件:再建築不可物件、セットバックが必要な物件、市街化調整区域内の物件
- 権利関係が複雑な物件:相続登記未了、共有名義の物件、借地権・底地権
- その他特殊な事情を抱える物件:増築未登記の物件、長屋・連棟式住宅、文化住宅、狭小住宅
- ご事情に合わせた売却:任意売却、成年後見人制度を利用した売却など
【空き家買取対応エリア】
- 大阪府
- 大阪市24区(北区、都島区、福島区、此花区、中央区、西区、港区、大正区、天王寺区、浪速区、西淀川区、淀川区、東淀川区、東成区、生野区、旭区、城東区、鶴見区、阿倍野区、住之江区、住吉区、東住吉区、平野区、西成区)
- 堺市7区(北区、東区、堺区、南区、中区、美原区、西区)
- その他、吹田市、高槻市、枚方市、東大阪市、八尾市、寝屋川市、岸和田市など府内全域
- 兵庫県(一部地域を除く)
- 神戸市内全域、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市など
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